寶珠はうじゆ)” の例文
新字:宝珠
それから、しろきつね姿すがたをあらはした置物おきものいてありました。その白狐しろぎつねはあたりまへのきつねでなくて、寶珠はうじゆたまくちにくはへてました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
わたしがお稻荷いなりさまのお使つかひをしてあるたびに、このくちにくはへて寶珠はうじゆたまひかります。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)