寝処ねどこ)” の例文
旧字:寢處
もう一人は車夫くるまやでさ。生れてから七転びで一起もなし、そこで通名とおりなをこけ勘というなし。前の晩に店立たなだてをくったんで、寝処ねどこがない。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
母のふところ寝処ねどことし
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)