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寒雀
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かんすずめ
ふりがな文庫
“
寒雀
(
かんすずめ
)” の例文
寒雀
(
かんすずめ
)
と言って、この大寒の雀は、津軽の童児の人気者で、
罠
(
わな
)
やら何やらさまざまの仕掛けをしてこの人気者をひっとらえては、塩焼きにして骨ごとたべるのである。
チャンス
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
それで
皆
(
みんな
)
して佐藤の事を
寒雀
(
かんすずめ
)
寒雀と
囃
(
はや
)
していた。当時余は寒雀とはどんなものか知らなかった。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
倉庫の
扉
(
ひ
)
打ち開きあり
寒雀
(
かんすずめ
)
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
荒庭
(
あれには
)
や桐の実つゝく
寒雀
(
かんすずめ
)
自選 荷風百句
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
雀
漢検準1級
部首:⾫
11画
“寒”で始まる語句
寒
寒気
寒氣
寒空
寒風
寒冷
寒々
寒竹
寒鴉
寒天