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寒川
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さむかわ
ふりがな文庫
“
寒川
(
さむかわ
)” の例文
寒川
(
さむかわ
)
、
五反保
(
ごたんぼ
)
を濠として、その
郭内
(
くるわない
)
に、侍屋敷の門をならべ、丘の
猪鼻台
(
いのはなだい
)
に、一族の館を持っている
千葉介常胤
(
ちばのすけつねたね
)
なども、当然、そうであった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
坂本
(
さかもと
)
、
寒川
(
さむかわ
)
諸氏と先生と自分とで
神田連雀町
(
かんだれんじゃくちょう
)
の
鶏肉屋
(
とりにくや
)
へ昼飯を食いに行った時、
須田町
(
すだちょう
)
へんを歩きながら寒川氏が話した
夏目漱石先生の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
「ところがね、
寒川
(
さむかわ
)
さん、ついこの間のことですが、僕、あの行衛不明の大江春泥に会ったのですよ。余り様子が変っていたので挨拶もしなかったけれど、確かに春泥に相違ないのです」
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
慶長十八年頃書かれたところといわるる『
寒川
(
さむかわ
)
入道筆記』を見るに
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
寒川
(
さむかわ
)
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
下総
(
しもうさ
)
の
寒川
(
さむかわ
)
べりを、うろついている旅の
商人風
(
あきゅうどふう
)
の男がある。橋の口を、幾度か行ったり来たりしていた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“寒川”で始まる語句
寒川辰清
寒川鼠骨