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密告
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さし
ふりがな文庫
“
密告
(
さし
)” の例文
そのドサクサに紛れて皇帝を攫って行ったという
密告
(
さし
)
を幸田から貰い、飛ぶように駆け戻って来たのである。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
万一
密告
(
さし
)
あしめえかと思うと、心配になって来ましたから、今度は自動電話をかけて待っているように命じて引返し、十分に様子を探ってから堂々と玄関の締りを外させ
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「こんな雑兵に掛け合うより、じかにあんたと口をきいた方が早いと思うんだが、ねえ、志摩さん、寝返り代と
密告
(
さし
)
賃、それに口銭を合せて、〆ていくら出す?」
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
万一、
警察
(
さつ
)
へ
密告
(
さし
)
やしめえかと思って、途中の自働電話から
彼奴
(
あいつ
)
を呼出して、もう一度用事が出来たからと云っておいて、引返してみたら、約束しておいた玄関の
扉
(
と
)
が開かない。
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「ふとそれを思い出してね、花には気の毒だが、鶴子の方はどうでも花にしょわせてやるつもりで、うまくこしらえて、まず手始めに、「お茶松」で岩井に
密告
(
さし
)
てやったんだ。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“密告”の意味
《名詞》
密かに告知、告発すること。
(出典:Wiktionary)
“密告”の解説
密告(みっこく)とは、密かに告発すること。
(出典:Wikipedia)
密
常用漢字
小6
部首:⼧
11画
告
常用漢字
小5
部首:⼝
7画
“密”で始まる語句
密
密々
密夫
密着
密偵
密通
密林
密雲
密接
密々話