寂念じゃくねん)” の例文
寂念じゃくねんという。これが前にも名を出した有名な大原の三寂で、西行とも親しく、俊成とも交りが深かった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
ぬえ退治たいじた伝説で有名な源三位頼政げんざんみよりまさ、西行法師、大原おおはらの三寂といわれた寂超じゃくちょう寂然じゃくぜん寂念じゃくねんの三兄弟、『金葉集』を撰んだ源俊頼の子の歌林苑の俊恵しゅんえ、少し若手では『方丈記』の鴨長明かものちょうめいなど
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)