“家番”の読み方と例文
読み方割合
やばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別荘造りのような構えで、真ん中に広い階段があって、右の隅に寄せて勝手口のはしごが設けてある。家番やばんに問えば、目指す家は奥の住いだと云った。
田舎 (新字新仮名) / マルセル・プレヴォー(著)
恐ろしく巌畳がんじょうなアーチ形に出来た家々の門の前には遅く帰った人達が立って、呼鈴よびりんの引金を鳴らしていた。家番やばんもぐっすり寝込んだ時分であった。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
学士と女とで、死人のように青い顔の病人を車へ連れ込むのを見て、家番やばん親爺おやじも手を貸そうとして進み出た。
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)