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宦官
ふりがな文庫
“宦官”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんがん
90.5%
くわんぐわん
9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんがん
(逆引き)
この刑を受けた者を
閹人
(
えんじん
)
と称し、宮廷の
宦官
(
かんがん
)
の大部分がこれであったことは言うまでもない。人もあろうに
司馬遷
(
しばせん
)
がこの刑に
遭
(
あ
)
ったのである。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
ある
似而非
(
えせ
)
コルネイユがティリダートを書き、ある
宦官
(
かんがん
)
が後宮を所有し、陸軍のあるプルュドンムが偶然に一時期を画すべき決定的勝利を得
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
宦官(かんがん)の例文をもっと
(19作品)
見る
くわんぐわん
(逆引き)
追随するのは魔法師のセムボビチスと
宦官
(
くわんぐわん
)
のメンケラとである。行列の中には七十五頭の駱駝がゐて、それが皆肉桂、
没薬
(
もつやく
)
、砂金、象牙などを負うてゐるのである。
バルタザアル
(新字旧仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
若しこの詩人の足あとを
辿
(
たど
)
る多少の力を持つてゐたらば、——彼はデイヴアンを読み
了
(
をは
)
り、恐しい感動の静まつた後、しみじみ生活的
宦官
(
くわんぐわん
)
に生まれた彼自身を軽蔑せずにはゐられなかつた。
或阿呆の一生
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
宦官(くわんぐわん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“宦官”の解説
宦官(かんがん)とは、去勢を施した、特に完全去勢を施された官吏をいう。古代から各文化圏に存在した。特に男性ホルモンは短命に繋がりやすく特に中国の宦官については有名で完全去勢された宦官は長寿になる傾向があった。
(出典:Wikipedia)
宦
漢検1級
部首:⼧
9画
官
常用漢字
小4
部首:⼧
8画
“宦官”で始まる語句
宦官的
宦官的内訌
検索の候補
宦官的
宦官的内訌
“宦官”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
アナトール・フランス
ロマン・ロラン
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幸田露伴
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中島敦
三好十郎
吉川英治