トップ
>
閹人
ふりがな文庫
“閹人”の読み方と例文
読み方
割合
えんじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんじん
(逆引き)
この刑を受けた者を
閹人
(
えんじん
)
と称し、宮廷の
宦官
(
かんがん
)
の大部分がこれであったことは言うまでもない。人もあろうに
司馬遷
(
しばせん
)
がこの刑に
遭
(
あ
)
ったのである。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
俗伝にこの猴王十二年に一度呼ばわる、それを聞いた者は
閹人
(
えんじん
)
となるという。予はとかく女難に苦しむから思い切って聞かせてもらおうかしら。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
そうしてその肉感的な陶酔を神への奉仕であると信じている。さらにはなはだしいのは神前にささげる
閹人
(
えんじん
)
の踊りである。閹人たちは踊りが高潮に達した時に小刀をもって腕や腿を傷つける。
『偶像再興』序言
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
閹人(えんじん)の例文をもっと
(4作品)
見る
閹
漢検1級
部首:⾨
16画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“閹人”で始まる語句
閹人論
検索の候補
閹人論
“閹人”のふりがなが多い著者
南方熊楠
中島敦
和辻哲郎