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実平
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さねひら
ふりがな文庫
“
実平
(
さねひら
)” の例文
そこへ
土肥
(
どひの
)
次郎
実平
(
さねひら
)
が二千余騎で義仲の行手に待ち構えた。少勢とはいえ歴戦の強者の木曽勢は、ここも蹴破って進んでいった。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
土着の地侍というに過ぎない者もいるが、このうちの北条宗時はいうまでもなく、土肥次郎
実平
(
さねひら
)
といい、天野遠景といい、仁田四郎忠常といい、みなこの地方では家系の旧い家がらの子弟だった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生捕
(
いけど
)
りになった本三位中将重衡は、六条を東へと引廻された。車の前後の
簾
(
すだれ
)
をかかげ、左右の小窓も開かれていた。三十騎ばかりが車の前後を取り囲み、
土肥
(
どひの
)
次郎
実平
(
さねひら
)
が守護した。
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
恟
(
ぎょ
)
っとするような大声だった。ぜひなく、宗時も盛長も
実平
(
さねひら
)
も立った。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、土肥
実平
(
さねひら
)
以下、眼を見あわせて、しばしは、疑いに
囚
(
とら
)
われていた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
“実”で始まる語句
実
実家
実際
実体
実朝
実入
実否
実験
実世
実在