“定五郎”の読み方と例文

読み方	割合
さだごろう	100.0%

さだごろう

それを、暫くしてから、漸（ようや）く本間定五郎（さだごろう）と云う小拾人（こじゅうにん）が、御番所（ごばんしょ）から下部屋（しもべや）へ来る途中で発見した。そこで、すぐに御徒目付（おかちめつけ）へ知らせる。

忠義 (新字新仮名) ／ 芥川竜之介(著)

春秋（はるあき）には白粉（おしろい）を付け髪を結い、美しく着飾って、そのころ杉田屋にながくいた定五郎（さだごろう）という老人の背に負われて、巳之吉夫妻といっしょに花を見にゆき、秋草を見にいった。

柳橋物語 (新字新仮名) ／ 山本周五郎(著)

定	常用漢字 小３ 部首:⼧ 8画
五	常用漢字 小１ 部首:⼆ 4画
郎	常用漢字 中学 部首:⾢ 9画