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宙吊
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ちゅうづ
ふりがな文庫
“
宙吊
(
ちゅうづ
)” の例文
裏切者の机博士が、
猫女
(
ねこおんな
)
のはる綱にひっかかって、あわれ
断崖
(
だんがい
)
のうえから、いのちの
宙吊
(
ちゅうづ
)
りをやらされたことは、諸君も知っていられるとおりである。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
蘭子はとっさにそれと悟って、
宙吊
(
ちゅうづ
)
りになった四角な板の上に倒れたまま、ひょいと顔を上げて薄暗がりの奈落の中を透かして見ると、
案
(
あん
)
の
定
(
じょう
)
、そこにうごめく三人の人影があった。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
という怪声をたてると、かの怪虫は
遂
(
つい
)
に樹からブランと
宙吊
(
ちゅうづ
)
りとなり、そして次の一撃で幹を離れると、黒い巨体がパッと下の草叢の中に落ちていった。
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そういったかと思うと、スコール艇長はいきなり事務長のえりがみをつかんでかるがると
宙吊
(
ちゅうづ
)
りにした。そしてとなりの浴室の戸をあけて、中へつれこんだ。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
米連艦隊の主力艦オレンジ号が、いきなり
宙吊
(
ちゅうづ
)
りになったり、それから、艦体の半分が見えなくなったりしたのも、四次元振動を使って、人間を、あっと
愕
(
おどろ
)
かすのが目的だったのだ。
地球要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
「痛い、痛い」牛丸少年は
宙吊
(
ちゅうづ
)
りになった。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
宙吊
(
ちゅうづ
)
り戦艦——有りえない奇蹟
地球要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
宙
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
吊
漢検準1級
部首:⼝
6画
“宙”で始まる語句
宙
宙天
宙外
宙返
宙乗
宙宇
宙釣
宙外君
宙乘
宙有