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安芸国
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あきのくに
ふりがな文庫
“
安芸国
(
あきのくに
)” の例文
「いや、
城廓
(
じょうかく
)
の儀ではありません。——近年、御定住と聞く
安芸国
(
あきのくに
)
で、安国寺という
伽藍
(
がらん
)
を」
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宝暦十二年独美は母を奉じて
安芸国
(
あきのくに
)
厳島
(
いつくしま
)
に遷った。厳島に疱瘡が
盛
(
さかん
)
に流行したからである。安永二年に母が亡くなって、六年に独美は大阪に
往
(
ゆ
)
き、
西堀江
(
にしほりえ
)
隆平橋
(
りゅうへいばし
)
の
畔
(
ほとり
)
に住んだ。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
羽衣の発見をただ偶然の幸運のように説くのは、かえって私は新しい形ではないかと思っている。
安芸国
(
あきのくに
)
昔話集にある佐伯郡の羽衣譚は、主人公は猟師で鹿の恩返しということになっている。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それから
周防国
(
すおうのくに
)
宮市に二日いて、
室積
(
むろづみ
)
を経て、岩国の錦帯橋へ出た。そこを三日捜して、舟で
安芸国
(
あきのくに
)
宮島へ渡った。広島に八日いて、
備後国
(
びんごのくに
)
に入り、尾の道、
鞆
(
とも
)
に十七日、福山に二日いた。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“安芸国”の意味
《固有名詞》
安 芸 国(あきのくに)
日本の旧国(令制国)のひとつ。現在の広島県西部にあたる。
(出典:Wiktionary)
“安芸国”の解説
安芸国(あきのくに、安藝國)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。山陽道に属する。芸州(げいしゅう)とも。
(出典:Wikipedia)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
芸
常用漢字
小4
部首:⾋
7画
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
“安芸”で始まる語句
安芸
安芸守
安芸人
安芸中野
安芸守斉賢
安芸守茂長
安芸右馬助能行