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安土城
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あづちじょう
ふりがな文庫
“
安土城
(
あづちじょう
)” の例文
「やアやア
搦手
(
からめて
)
がたの兄弟、
丹羽昌仙
(
にわしょうせん
)
さまの密書をもって、
安土城
(
あづちじょう
)
へ使いした
早足
(
はやあし
)
の
燕作
(
えんさく
)
が、ただいま立ちかえったのだ。開門! 開門」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此の筑摩家の居城は牡鹿山の
天嶮
(
てんけん
)
を利用した山城で、城と云っても後の
安土城
(
あづちじょう
)
の如く西洋の築城術を加味したものでなく、建築は純中世式のものであり、内部の区割も地形に制せられて
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
この
端麗
(
たんれい
)
な、しかも、もと
安土城
(
あづちじょう
)
にもいたという
曰
(
いわ
)
くつきの美少女を、
不問
(
ふもん
)
に捨て去るのは、何やら惜しい気がしてならない。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
で、いまではこの
安土城
(
あづちじょう
)
のあとへ、
信長
(
のぶなが
)
の
嫡孫
(
ちゃくそん
)
、三
法師
(
ぼうし
)
丸
(
まる
)
が
清洲
(
きよす
)
からうつされてきて、焼けのこりの
本丸
(
ほんまる
)
を修理し、
故右大臣家
(
こうだいじんけ
)
の
跡目
(
あとめ
)
をうけついでいる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「このおかたは、姿こそ、変えておいでなさるが、
福島正則
(
ふくしままさのり
)
さまのご家臣で
可児才蔵
(
かにさいぞう
)
というお人、
昌仙
(
しょうせん
)
さまの密書で、わざわざ
安土城
(
あづちじょう
)
からおいでくだすったのだ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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さきの
安土城
(
あづちじょう
)
にも。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“安土城”の解説
安土城(あづちじょう)は、琵琶湖東岸の、近江国蒲生郡安土山(現在の滋賀県近江八幡市安土町下豊浦)にあった日本の城(山城)。城址は国の特別史跡で、琵琶湖国定公園第1種特別地域になっている。
(出典:Wikipedia)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“安土城”で始まる語句
安土城本丸