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嫋
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たおや
ふりがな文庫
“
嫋
(
たおや
)” の例文
多くの記念塔の
頸輪
(
くびわ
)
をつけ、
悧発
(
りはつ
)
げな
無頓着
(
むとんじゃく
)
さで伸びをして、またそぞろ歩きの美人のように、自分の美しさに
微笑
(
ほほえ
)
んでいる、身こなし
嫋
(
たおや
)
かな優美な河であった。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
いや、いや、白馬の毛並の見事さや、背の鞍の華麗などはまだいうも
愚
(
おろ
)
かであった。その駒に続いて、後ろから歩みも
嫋
(
たおや
)
かに、世間の風にも怖れるもののように、
楚々
(
そそ
)
と姿をあらわした美人がある。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実用主義は強張った理論を
嫋
(
たおや
)
かにして仕事に着かせる方法である。
哲学入門
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
嫋
漢検1級
部首:⼥
13画
“嫋”を含む語句
嫋々
嫋女
嫋娜
嫋嫋
嫋竹
余韻嫋々
手嫋女
余音嫋々
嫋々哀々
嫋婉
嫋美
嫋音
嬝嫋
手嫋