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姿勢
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ポーズ
ふりがな文庫
“
姿勢
(
ポーズ
)” の例文
電車が、赤坂見附から三宅坂通り、五番町に近づくに従つて、信一郎の眼には、葬場で見た美しい女性の姿が、いろいろな
姿勢
(
ポーズ
)
を取つて、現れて来た。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
だから、勢よく先きに歩いて來た、N君はいきなり飛越える
姿勢
(
ポーズ
)
をとつた瞬間、自分は抱きとめてしまつた。
砂がき
(旧字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
それに小石を投げつけてもつと割らうとした、氣狂ひ女の異樣な
姿勢
(
ポーズ
)
を、頭に再び浮べながら。
水族館
(旧字旧仮名)
/
堀辰雄
(著)
常子は茶棚からグラスを取らうと、下についた片手の
掌
(
ひら
)
に力を入れ、膝の崩れるまで身を斜にねぢり、片手を伸す其姿と横顔とを、白井は内心好い
姿勢
(
ポーズ
)
だと感心しながら
来訪者
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
電車が、赤坂見附から
三宅坂
(
みやけざか
)
通り、五番町に近づくに従って、信一郎の眼には、葬場で見た美しい女性の姿が、いろいろな
姿勢
(
ポーズ
)
を取って、現れて来た。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
▼ もっと見る
數秒の間おなじ背景の前におなじ
姿勢
(
ポーズ
)
をして立つてゐても、觀る者の心は、息苦しいほど働いてゐるのだ。
砂がき
(旧字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
須田町で降りてぼんやり——さうだ、ぼんやりという
姿勢
(
ポーズ
)
ではあつたが、なか/\ぼんやりしてはゐなかつた。電車や自動車になど脅かされるのがいま/\しいから、銅像の下へ立つてゐたのだ。
砂がき
(旧字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
“姿勢”の意味
《名詞》
姿 勢(しせい)
体の構え。
物事に対する態度。
(出典:Wiktionary)
“姿勢”の解説
姿勢(しせい)とは、重力に対して、バランスを取っている時の体の姿である。
なので、水中や宇宙船など、重力を受けない場所では姿勢は存在しない。
見た目の格好、立ち姿等の目に見える姿形をさすだけではなく、その人の心構え、気持ち、気構えや決意をこの言葉で代用する事がある(例:「姿勢が問われる」「どのような姿勢で臨んだのだろうか」等)。
(出典:Wikipedia)
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
勢
常用漢字
小5
部首:⼒
13画
“姿”で始まる語句
姿
姿態
姿見
姿容
姿形
姿貌
姿見鏡
姿体
姿色
姿致