姉者人あねじゃひと)” の例文
野辺のおくりが済んで、七々四十九日というのに、自ら恥じて、それと知りつつ今までつい音信おとずれなかった姉者人あねじゃひと、その頃ある豪商の愛妾になっていたのが尋ねて来て、その小使こづかい
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
姉者人あねじゃひと!」
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)