“妓院(ぎいん)” の例文
温は綯が自己を知っていながら用いなかったのを怨んで名刺をも出さずにいるうちに、ある夜妓院(ぎいん)に酔って虞候(ぐこう)に撃たれ、面(おもて)に創(きず)を負い前歯を折られたので、怒ってこれを訴えた。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
新様(しんよう)の歌も詠み、慷慨(こうがい)激烈の歌も詠み、和暢平遠(わちょうへいえん)の歌も詠み、家屋の内をも歌に詠み、広野の外をも歌に詠み、高山彦九郎(たかやまひこくろう)をも詠み、御魚屋八兵衛(おさかなやはちべえ)をも詠み、侠家(きょうか)の雪も詠み、妓院(ぎいん)の雪も詠み
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)