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奥田
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おくだ
ふりがな文庫
“
奥田
(
おくだ
)” の例文
私は日本における在銘陶としては(
奥田
(
おくだ
)
)
穎川
(
えいせん
)
の作を最も尊ぶ。それは真に美しい。どの個人がかくまでに自由な筆致を示し得たであろう。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
奥田
(
おくだ
)
小萩は久之進の
許嫁
(
いいなずけ
)
なのである、——久之進の国許の家の隣村に小萩の家があって父親同士が
昵懇
(
じっこん
)
にしているため、二人は幼少の頃からよく識っていた。
粗忽評判記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
この暑いのにご出頭を願ったのは申すまでもなく、
奥田
(
おくだ
)
さんの事件について、あなたが生前故人を診察なさった関係上、二、三お
訊
(
たず
)
ねしたいことがあるからです。
愚人の毒
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
われが友達の
奥田
(
おくだ
)
の
兼
(
かね
)
野郎なア立派な
若
(
わけ
)
え
衆
(
しゅ
)
になったよ、
汝
(
われ
)
がと
同年
(
おねえどし
)
だが、此の頃じゃア
肥手桶
(
こいたご
)
も新しいんでなけりゃ
担
(
かつ
)
ぎやアがんねえ、
其様
(
そんな
)
に世話ア焼かさずに
負
(
ぶっ
)
されよ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「——赤穂の旧藩士、
奥田
(
おくだ
)
孫太夫重盛、一角どのへ、参る!」
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奥
常用漢字
中学
部首:⼤
12画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“奥田”で始まる語句
奥田宮内
奥田家
奥田墨汁
奥田将監
奥田義人
奥田義雄
奥田孫太夫