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奔入
ふりがな文庫
“奔入”の読み方と例文
読み方
割合
ほんにゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんにゅう
(逆引き)
暗々たる穴の底から冷気が吹きあげる。水は音なく流れて、地下十八尺の深さを、
遥
(
はるか
)
の大都会へ休むなく
奔
(
はし
)
りつつ
圧
(
お
)
しつつある。しんしんとしたその
奔入
(
ほんにゅう
)
。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
常に入口には
注連縄
(
しめなわ
)
の張ってある仕事場へ
奔入
(
ほんにゅう
)
して——そこでは職人たちの手によって、諸侯からひきうけている正宗や村正や
長船
(
おさふね
)
や——世に名だたる銘刀を始め、あらゆる
刃
(
やいば
)
が研ぎぬかれている。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奔入(ほんにゅう)の例文をもっと
(2作品)
見る
奔
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“奔”で始まる語句
奔
奔走
奔馬
奔放
奔騰
奔湍
奔流
奔馳
奔命
奔逸
“奔入”のふりがなが多い著者
北原白秋
吉川英治