“奉書摺”の読み方と例文
読み方割合
ほうしょずり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大津絵二枚、これは五枚の中のへげ残りがふすまに貼られて居る。四方太しほうだが大津から買ふて来た奉書摺ほうしょずりのものである。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
勝久はこの歌に本づいて歌曲「まつさかえ」を作り、両国井生村楼いぶむらろうで新曲開きをした。勝三郎を始として、杵屋一派の名流が集まった。曲は奉書摺ほうしょずりの本に為立したててかくわかたれた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)