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夫役
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ぶやく
ふりがな文庫
“
夫役
(
ぶやく
)” の例文
会稽
(
かいけい
)
の
句章
(
こうしょう
)
の民、
張然
(
ちょうぜん
)
という男は都の
夫役
(
ぶやく
)
に
徴
(
め
)
されて、年を経るまで帰ることが出来なかった。留守は若い妻と一人の
僕
(
しもべ
)
ばかりで、かれらはいつか密通した。
中国怪奇小説集:04 捜神後記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
追立
(
おいた
)
て
夫
(
ぶ
)
というのは、誰彼なしに
途
(
みち
)
をあるいている者をつかまえて、
夫役
(
ぶやく
)
に使ったことをいうかと思われる。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
其の時権兵衛が新港開鑿に要した
夫役
(
ぶやく
)
は一百七十三万人役で、費用は十万二千五百両であった。それは野中兼山が寛永の古港を改修して、中掘普請と云っているに対して次普請と云われた。
海神に祈る
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“夫役”の意味
《名詞》
支配者が民に対し賦課する労役。
(出典:Wiktionary)
“夫役”の解説
夫役(ぶやく)は、日本史上の各為政者が農民などに賦課した労働課役のこと。
(出典:Wikipedia)
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
“夫”で始まる語句
夫
夫婦
夫人
夫々
夫子
夫程
夫等
夫故
夫迄
夫鳥