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太息
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たいそく
ふりがな文庫
“
太息
(
たいそく
)” の例文
これが文三の近来最も傷心な事、半夜夢覚めて
燈
(
ともしび
)
冷
(
ひやや
)
かなる時、
想
(
おも
)
うてこの事に到れば、
毎
(
つね
)
に
悵然
(
ちょうぜん
)
として
太息
(
たいそく
)
せられる。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
燕王こゝに
於
(
おい
)
て、
太息
(
たいそく
)
して曰く、
頻年
(
ひんねん
)
兵を用い、何の時か
已
(
や
)
む
可
(
べ
)
けん、まさに江に臨みて一決し、
復
(
また
)
返顧せざらんと。時に
京師
(
けいし
)
の内臣等、帝の
厳
(
げん
)
なるを
怨
(
うら
)
みて、燕王を
戴
(
いただ
)
くに意ある者あり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
“太息”で始まる語句
太息吐
太息嘘