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天香具山
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あめのかぐやま
ふりがな文庫
“
天香具山
(
あめのかぐやま
)” の例文
天香具山
(
あめのかぐやま
)
をあれだと考えた時、あの下が、若い
父母
(
ちちはは
)
の育った、其から、叔父叔母、又一族の人々の、行き来した、藤原の里なのだ。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
そして、
天香具山
(
あめのかぐやま
)
という山からさかきを根
抜
(
ぬ
)
きにして来て、その上の方の
枝
(
えだ
)
へ、
八尺
(
やさか
)
の
曲玉
(
まがたま
)
をつけ、中ほどの枝へ
八咫
(
やた
)
の
鏡
(
かがみ
)
をかけ、下の枝へは、白や青のきれをつりさげました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
天香具山
(
あめのかぐやま
)
は、すくなくとも、地上に二か所は考えられていた。比沼の真名井は、天上のものと同視したらしく、
天
(
アメ
)
ノ
狭田
(
サダ
)
・長田は、地上にも移されていた。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
それからやはり岩屋の前へ、あきだるを
伏
(
ふ
)
せて、
天宇受女命
(
あめのうずめのみこと
)
という女神に、
天香具山
(
あめのかぐやま
)
のかつらのつるをたすきにかけさせ、かつらの葉を
髪飾
(
かみかざ
)
りにさせて、そのおけの上へあがって踊りを踊らせました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
“天香具山(
天香久山
)”の解説
天香久山、天香具山(あまのかぐやま、あめのかぐやま)、または香久山、香具山(かぐやま)は、奈良県橿原市にある山。畝傍山、耳成山とともに大和三山と呼ばれる。標高は152.4メートルと三山の中では標高は2番目である。他の二山が単独峰であることに比して多武峰から続く竜門山地の端にあたる。
歴史的風土特別保存地区と国の名勝に指定されている。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“天香”で始まる語句
天香語山命
天香久山
天香国色