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あめのかぐやま
ふりがな文庫
“あめのかぐやま”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
アメノカグヤマ
語句
割合
天香具山
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天香具山
(逆引き)
天香具山
(
あめのかぐやま
)
をあれだと考えた時、あの下が、若い
父母
(
ちちはは
)
の育った、其から、叔父叔母、又一族の人々の、行き来した、藤原の里なのだ。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
そして、
天香具山
(
あめのかぐやま
)
という山からさかきを根
抜
(
ぬ
)
きにして来て、その上の方の
枝
(
えだ
)
へ、
八尺
(
やさか
)
の
曲玉
(
まがたま
)
をつけ、中ほどの枝へ
八咫
(
やた
)
の
鏡
(
かがみ
)
をかけ、下の枝へは、白や青のきれをつりさげました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
天香具山
(
あめのかぐやま
)
は、すくなくとも、地上に二か所は考えられていた。比沼の真名井は、天上のものと同視したらしく、
天
(
アメ
)
ノ
狭田
(
サダ
)
・長田は、地上にも移されていた。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
それからやはり岩屋の前へ、あきだるを
伏
(
ふ
)
せて、
天宇受女命
(
あめのうずめのみこと
)
という女神に、
天香具山
(
あめのかぐやま
)
のかつらのつるをたすきにかけさせ、かつらの葉を
髪飾
(
かみかざ
)
りにさせて、そのおけの上へあがって踊りを踊らせました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
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