“アメノカグヤマ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな：あめのかぐやま
語句割合
天香具山66.7%
天之香山33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天香具山（アメノカグヤマ）をあれだと考へた時、あの下が、若い父母（チチハハ）の育つた、其から、叔父叔母、又一族の人々の、行き来した、藤原の里なのだ。
死者の書 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)
大和及び、伊予の天香具山（アメノカグヤマ）、同じく大和の天高市（アメノタケチ）、近江のやす川などの名は、皆天にある名を移したのである。後になると、忘れられて、天から落ちて来たものだ、と考へるやうになつた。
古代人の思考の基礎 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)
この冠詞を取る山名中にて、最も著しきものは、天之香山（アメノカグヤマ）にして、「天降付（アモリツク）天之香山」、或は「天降就神乃香山（アモリツクカミノカグヤマ）」
比較神話学 (新字新仮名) ／ 高木敏雄(著)