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天道
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てんと
ふりがな文庫
“
天道
(
てんと
)” の例文
天上天下、お
天道
(
てんと
)
さまはお見通し、
胴親
(
どうおや
)
は、今売りだしの島崎親分、「
蟻走
(
ギソウ
)
」は、正道一途の豆八ッあん、疑う心ある者は買うな」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
お
天道
(
てんと
)
さまは今勤めている会社ばかりに照らない。人並の腕のあるものは何処へ行っても食える。支配人の令嬢を貰わなくても、立身出世の道はいくらもある。
女婿
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
(
飴
(
あめ
)
といふものはうまいものだ。
天道
(
てんと
)
は飴をうんとこさへてゐるが、なかなかおれにはくれない。)
山男の四月
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
……それにしても、手洗鉢にうつるお
天道
(
てんと
)
さまのあかりを種につかい、節穴に嵌めこんだ種板で欄間に大蛇をうつして見せようなんてえのは、そうとう悪達者なやつ。
顎十郎捕物帳:15 日高川
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
人間はみんなお
天道
(
てんと
)
様の子だ。心のなかに、太陽を持っている。気がつかないだけの事だ。暗いというのは眼だけの事だ。心にある太陽に気がつけば、暗いことなんかちっともない。
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
天道
(
てんと
)
さままかせに
おさんだいしよさま
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
(
飴
(
あめ
)
というものはうまいものだ。
天道
(
てんと
)
は飴をうんとこさえているが、なかなかおれにはくれない。)
山男の四月
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「おい猿、おめえにも少し、
天道
(
てんと
)
さまをお
裾
(
すそ
)
わけしてやるから、こっちへ来ねえ」
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天道
(
てんと
)
さまばかり
野口雨情民謡叢書 第一篇
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
天道
(
てんと
)
さま見たら
野口雨情民謡叢書 第一篇
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
空の
天道
(
てんと
)
さま
野口雨情民謡叢書 第一篇
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
お
天道
(
てんと
)
さんが
未刊童謡
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
お
天道
(
てんと
)
さん
未刊童謡
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
“天道”の解説
天道(てんどう、てんとう)とは、太陽が天空を通過する道をさすが、天体の運行には一定の規則性があるため、転じて天然自然の摂理、天理を意味するようになった。古代中国の原始宗教において、天地に存在する万物の運作は天の意思である「天命」によって決められたものであるとする思想が存在した。これが儒教の経典などを通して日本でも知られるようになり、さらに仏教や日本の在来信仰からも影響を受け、宿命論的な要素を持つ天道思想として中世から近世にかけて広く唱えられた。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“天道”で始まる語句
天道様
天道樣
天道花
天道干
天道公平
天道虫
天道公平事
天道是耶非