“大酋長”の読み方と例文
読み方割合
だいしゅうちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各地方の大酋長だいしゅうちょうにして、此の五つの称号の全部、もしくは過半数を(人望により、或いは功績により)得たる者、推されて王位にくなり。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
六十の馬つなぎ場を急設する。客は百五十人も来たろうか。三時頃から来て、七時に帰った。海嘯つなみの襲来のようだ。大酋長だいしゅうちょうセウマヌが自分の称号の一つを私に贈って呉れた。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
大酋長だいしゅうちょうであることは、最早疑いなきものと彼等には思われた。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)