トップ
>
大樹
>
おおき
ふりがな文庫
“
大樹
(
おおき
)” の例文
この邸に
奇寓
(
きぐう
)
する
食客
(
しょっかく
)
であるが、立寄れば
大樹
(
おおき
)
の蔭で、涼しい
服装
(
みなり
)
、身軽な夏服を着けて、帽を
目深
(
まぶか
)
に、
洋杖
(
ステッキ
)
も細いので、猟犬ジャム、のほうずに耳の
大
(
おおき
)
いのを
後
(
うしろ
)
に従え、得々として出懸ける
処
(
ところ
)
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
寄生木になって栄えるは嫌いじゃ、
矮小
(
けち
)
な下草になって枯れもしょう
大樹
(
おおき
)
を頼まば
肥料
(
こやし
)
にもなろうが、ただ寄生木になって高く止まる奴らを日ごろいくらも見ては卑しい奴めと心中で
蔑視
(
みさ
)
げていたに
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
うつくしきいてふ
大樹
(
おおき
)
の夕づく日うするゝ
野辺
(
のべ
)
に君をはふりぬ
大塚楠緒子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
“大樹”で始まる語句
大樹寺