大地おほつち)” の例文
天地あめつちに少し至らぬ丈夫ますらをと思ひし吾や雄心をごころもなき」(巻十二・二八七五)、「大地おほつちらば尽きめど世の中に尽きせぬものは恋にしありけり」(巻十一・二四四二)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
大地おほつち草分くさわき、木の神久久野智神くくのちのかみ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
大地おほつち虹の染めてゆらぎ出でぬ。
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
白き血をへや大地おほつち
秋の一夕 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
大地おほつち草分くさわき、木の神久久野智神くくのちのかみ
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)