“雄心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうしん50.0%
をごころ33.3%
おごころ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其身斗満の下流に住みながら、翁の雄心(ゆうしん)はとくの昔キトウスの山を西に越えて、開闢(かいびゃく)以来人間を知らぬ原始的大寂寞境の征服に駛(は)せて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
「天地(あめつち)に少し至らぬ丈夫(ますらを)と思ひし吾や雄心(をごころ)もなき」(巻十二・二八七五)、「大地(おほつち)も採(と)らば尽きめど世の中に尽きせぬものは恋にしありけり」(巻十一・二四四二)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
古代の日本人に見るような「雄心(おごころ)」を振るい起こすべき時がやって来た、さもなくて、この国創(はじ)まって以来の一大危機とも言うべきこんな艱難(かんなん)な時を歩めるものではないという弟子の心持ちもわかる。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)