“夜飼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よかい50.0%
よがい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きびしい眼と、槍の先で、監視していると、露八は、夜飼よかい鶯籠うぐいすかごをかかえあげて、籠のふたを開けた。鶯は狂喜のあまり狼狽ろうばいしたかのように、障子だの天井だのへ頭をぶつけて舞った。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
姿は見えませんが、その座敷のうちで、夜飼よがいうぐいすが不意に鳴いてみせたようない声です。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)