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外行
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よそゆき
ふりがな文庫
“
外行
(
よそゆき
)” の例文
ただ俺は法律を学んだ為に、秩序とか規律とか云ふものの精神を聊か知得した。それが俺の
外行
(
よそゆき
)
のときの
冠
(
かんむり
)
とも衣服ともなつて、とにかく見かけだけは正確らしい姿にもなる。
公判
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
ところがある日の事、先生例の頭——頭に
外行
(
よそゆき
)
も
普段着
(
ふだんぎ
)
もないから例の頭に極ってるが——その例の頭を振り立て振り立て、太陽に照らしつけて往来をあるいていた。これが間違いのもとである。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
若い船頭には、なまりと
外行
(
よそゆき
)
の言葉とがチャンポンに出る。
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
小仙の着せかける
外行
(
よそゆき
)
を着、シャンと帯を結んだ時
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
もうそれで
外行
(
よそゆき
)
の仕度万端が整ったのです。
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“外”で始まる語句
外
外套
外面
外道
外出
外見
外国
外部
外聞
外濠