“夕菴”の読み方と例文
読み方割合
せきあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親族の柳生河内、菅原夕菴せきあん譜代ふだいの木村五平太、服部織部介はっとりおりべのすけ、庄田喜兵衛次きへえじ、和田、野々宮、松枝などの老臣旗下はたもとたちは
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
熱田の町口には加藤図書助順盛ずしょのすけよりもりが迎えに出て来て居て、出陣式法の菓子をそなえた。信長は喜んで宮に参り願文がんもんを奉じ神酒を飲んだ。願文は武井入道夕菴せきあんに命じて作らしめたと伝うるもので
桶狭間合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
信長は、彼のことばにつづいて、夕菴せきあんや光秀が、つづいて自分へ口を開こうとしたので、頭からそれを抑えつけて云った。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)