“壮挙”の読み方と例文
読み方割合
そうきょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だが、おぬしも、そうわが事とおもわずに、ひと事として、もう一晩、考えてみい。奇略だし、壮挙そうきょではある。それだけに、危うくもあるぞ」
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これほどの行きとどいた注意と、用意がなければ、宇宙探検などという壮挙そうきょは成功しないのだ。なんでもいいから、ロケットは宇宙探検に成功するというわけではないのだ。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
いい機会きかいにめぐりあった竹童は、その壮挙そうきょに加わりたいとねがって、すぐ伊那丸のゆるしを得た。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)