士元しげん)” の例文
龐統ほうとうあざな士元しげん襄陽じょうよう名士のひとりで、孔明がまだ襄陽郊外の隆中に居住していた頃から、はやくも知識人たちの間には
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また龐統子は士元しげんと称し、この人は、私の師父よりまだ五歳ほど若く、この間もふたりして、先生の庵にやって来ました。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「鳳雛とは襄陽の龐統ほうとうあざな士元しげんという者のこと。われらごときの綽名あだなではありません」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「世々襄陽じょうようの名望家で、龐統ほうとうあざな士元しげん、道号を鳳雛ほうすう先生ともいう者ですが」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)