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城代
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じやうだい
ふりがな文庫
“
城代
(
じやうだい
)” の例文
與力の座を起つた跡へ、
城代
(
じやうだい
)
太田備中守資晴
(
おほたびつちゆうのかみすけはる
)
が訪ねて來た。正式の見廻りではなく、私の用事があつて來たのである。
最後の一句
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
扨
(
さて
)
も
城代
(
じやうだい
)
稻葉勘解由は
主
(
しう
)
家を大切に思ふが故
是非
(
ぜひ
)
なく三千三百兩の金子を
差
(
さし
)
出し此度の一件事故なく
濟
(
すま
)
せしかば先は稻葉守上下の者
安堵
(
あんど
)
はなしたれども未だ淀川へ
沈
(
しづ
)
みし太刀の出ざれば毎日人夫を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
けふの騒動が
始
(
はじめ
)
て大阪の
城代
(
じやうだい
)
土井の耳に
入
(
い
)
つたのは、東町奉行
跡部
(
あとべ
)
が
玉造口定番
(
たまつくりぐちぢやうばん
)
遠藤に加勢を
請
(
こ
)
うた時の事である。土井は遠藤を以て東西両町奉行に出馬を言ひ付けた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
役向
(
やくむき
)
の事は總て同役の稻垣に相談して、
城代
(
じやうだい
)
に伺つて處置するのであつた。
最後の一句
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“城代”の意味
《名詞》
本来の城主に代わり城を守護、管理すること。また、その人。
江戸幕府に置かれた職の一つ。
(出典:Wiktionary)
“城代”の解説
城代(じょうだい)とは、中世から近世の日本で大名から城郭及び周辺の領土の守備を任された家臣をいう。城主の留守中に代理として城を管理した者。近世には留守居頭(るすいがしら)・大留守居(おおるすい)などの別称でも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“城代”で始まる語句
城代家老