“地隙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちげき80.0%
グルンド20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地隙(ちげき)というものがある。地球を人体にたとえるなら、そのひびかアカギレみたいなものと思えばいい。それが行軍路の随所にあった。
狂い凧 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
地隙(ちげき)を這い出る数億の蟻(あり)の行列の一匹一匹に青空一面の光りを焦点作らせつつジリジリと真夏の白昼(まひる)の憂鬱を高潮させて行った。
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ダンテの「神曲」の地獄篇の、死の谷のような風貌をした悲痛陰惨な地隙(グルンド)の底である。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)