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地隙
ふりがな文庫
“地隙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちげき
80.0%
グルンド
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちげき
(逆引き)
地隙
(
ちげき
)
というものがある。地球を人体にたとえるなら、そのひびかアカギレみたいなものと思えばいい。それが行軍路の随所にあった。
狂い凧
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
地隙
(
ちげき
)
を這い出る数億の
蟻
(
あり
)
の行列の一匹一匹に青空一面の光りを焦点作らせつつジリジリと真夏の
白昼
(
まひる
)
の憂鬱を高潮させて行った。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
地隙(ちげき)の例文をもっと
(4作品)
見る
グルンド
(逆引き)
ダンテの「神曲」の地獄篇の、死の谷のような風貌をした悲痛陰惨な
地隙
(
グルンド
)
の底である。
地底獣国
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
地隙(グルンド)の例文をもっと
(1作品)
見る
“地隙”の解説
地隙(ちげき)は、地表が割れて出現した隙間のこと。旧日本軍では一般的に用いられていた用語である。
中国では大規模な地隙が見られ、水のない谿谷(渓谷)をなしている。秦末の時代、項羽が降伏した秦の兵士を新安(現在の河南省義馬市)の巨大な地隙に生き埋めにした。
(出典:Wikipedia)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
隙
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味
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夢野久作