地柄とちがら)” の例文
流れの岸には紅楓もみじたぐいを植えそのほかの庭樹には松、桜、梅など多かり、栗樹くりなどのまじわるは地柄とちがらなるべし、——区何町の豪商が別荘なりといえど家も古び庭もやや荒れて修繕つくろわんともせず
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)