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圍
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めぐ
ふりがな文庫
“
圍
(
めぐ
)” の例文
新字:
囲
家をグルリと一と
圍
(
めぐ
)
り、田圃の中に建つてゐるので、隣との連絡もなく、何んの手掛りがあらうとも思はれません。
銭形平次捕物控:072 買つた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
遙かに下の方の山々の腰を
圍
(
めぐ
)
つて白い雲が湧上つて來た。急傾斜で息切がするが、友達の足は早い。彼は八度目の登山だつた。私は負けない氣を出して
踏張
(
ふんば
)
つた。風は益々烈しく、山鳴が聞えて來た。
山を想ふ
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
定吉の話で、東海坊の法力なるものの正體と、それを
圍
(
めぐ
)
る恩怨の渦が次第に判るやうな氣がします。
銭形平次捕物控:111 火遁の術
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
雜司ヶ谷鬼子母神に至る一
廓
(
くわく
)
に百姓風乍ら高々と生垣を
圍
(
めぐ
)
らし、
藁屋根
(
わらやね
)
の
庇
(
ひさし
)
を反らした構へ、これに玄關を取付け、
長押
(
なげし
)
を打つたら、そのまゝ大名のお下屋敷と言つても恥しくないでせう。
銭形平次捕物控:121 土への愛著
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
圍
部首:⼞
12画
“圍”を含む語句
周圍
範圍
圍繞
四圍
板圍
其周圍
圍爐裏
取圍
雰圍氣
重圍
包圍攻撃
筵圍
三圍樣
圍爐裡
三圍
範圍内
圍碁
煖爐圍
零圍氣
一周圍
...