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困憊
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つかれ
ふりがな文庫
“
困憊
(
つかれ
)” の例文
皆
(
みんな
)
血走
(
ちはし
)
ツてゐるか、
困憊
(
つかれ
)
きツた
連中
(
れんぢう
)
ばかりで、
忍諸
(
まご/″\
)
してゐたら
腮
(
あご
)
が
干
(
ひ
)
上がらうといふもんだから、
各自
(
てん/″\
)
に
油斷
(
ゆだん
)
も何もありやしない。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
飢餓
(
うゑ
)
と
恐怖
(
おそれ
)
と
困憊
(
つかれ
)
と
悔恨
(
くい
)
と……真暗な
洞穴
(
ほらあな
)
の中を真黒な衣を着てゾロゾロと行く乞食の群! 野村は目を
瞑
(
つぶ
)
つた。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
私の後房では毎年百人ずつの若い男が
困憊
(
つかれ
)
のために死んでいきます。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“困憊”の意味
《名詞》
困 憊(こんぱい)
ひどく疲れること。
(出典:Wiktionary)
困
常用漢字
小6
部首:⼞
7画
憊
漢検1級
部首:⼼
16画
“困憊”で始まる語句
困憊期
困憊彷徨