“団居”の読み方と例文
読み方割合
まどい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その晩は近親と同志とホンの少数の友人だけが祭壇の前に団居まどいして、生前を追懐しつつ香を手向たむけて形ばかりの告別式を営んだ。
最後の大杉 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
それとも雛の祭ってある前に団居まどいして小さい盃で人々が酒盛りでもしている光景か、いずれにでも解されぬことはない。
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
親子三人がびしいながらも慰め合って、しずかな団居まどいを楽しむことが出来たからである。