“四刀”の読み方と例文
読み方割合
よかたな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弱るところを、呼吸いきもつかせず、三刀みかたな四刀よかたなさし通したので、弱果よわりはてて鷲が仰向あおむけに大地に伏す、伏しつつ仰向けにひるがえる腹に乗つて、やわらか羽根蒲団はねぶとんに包まれたやうに、ふはふはと落ちた。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)