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嗜味
ふりがな文庫
“嗜味”の読み方と例文
読み方
割合
しみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しみ
(逆引き)
今にも
笑
(
え
)
まんずる
気
(
け
)
はいの断えず口もとにさまよえるとは、いうべからざる
愛嬌
(
あいきょう
)
と
滑稽
(
こっけい
)
の
嗜味
(
しみ
)
をば著しく描き
出
(
いだ
)
しぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
秀江の肉体の一部が
嗜味
(
しみ
)
をそそる食品のように、なまなましく見えたりした。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
浪子は
実家
(
さと
)
にありけるころより、口にいわねどひそかにその継母のよろず洋風にさばさばとせるをあきたらず思いて、一家の作法の上にはおのずから一種古風の
嗜味
(
しみ
)
を有せるなりき。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
嗜味(しみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
嗜
漢検1級
部首:⼝
13画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“嗜”で始まる語句
嗜
嗜好
嗜欲
嗜虐
嗜慾
嗜眠
嗜好品
嗜好物
嗜虐的
嗜食
“嗜味”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
岡本かの子