“唐糸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からいと50.0%
とういと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隣郷りんがう津軽つがる唐糸からいとまへぢずや。女賊ぢよぞくはまだいゝ。鬼神きじんのおまつといふにいたつては、あまりにいやしい。これをおもふと、田沢湖たざはこ街道かいだう姫塚ひめつかの、瀧夜叉姫たきやしやひめうらやましい。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それがたしか明治二十九年ぐらいを境にして、それ以来国内ではぱたっと棉を作らなくなり、唐糸とういとが急激に入って来たのである。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)