“唐手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からて40.0%
もろこしで40.0%
たうで20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当年六十歳の神田兵太郎は数年来唐手からてに凝っている。仕事の合間にこの大広間で唐手の型をやって小一時間も暴れまわったあとで、入浴する。
正午の殺人 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
それに八丈の唐手もろこしでの細いのが一枚入って居ります、あとは縞縮緬しまちりめんでお裏が宜しゅうございます、お平常着ふだんぎに遊ばしても、お下着に遊ばしても
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
曩の佐久川は首里赤田の人で二百年前支那より唐手たうでを稽古して来て一般に広めたと伝へて居り又首里の人潮平某の談に公相君コウシヤンクワといふ支那人が渡来して一種の拳法を伝へたといふ話もある。
空手道の起原と其の沿革 (新字旧仮名) / 島袋源一郎(著)