“咳枯(しはが)” の例文
少女は鏽(さ)びたる針金の先きを捩ぢ曲げたるに、手を掛けて強く引きしに、中には咳枯(しはが)れたる老媼(おうな)の聲して、「誰(た)ぞ」と問ふ。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
この時あやしく咳枯(しはが)れたる聲にて、歌ひつぐ人あり。
少女は鏽(さ)びたる針金の先きを捩(ね)ぢ曲げたるに、手を掛けて強く引きしに、中には咳枯(しはが)れたる老媼(おうな)の声して、「誰(た)ぞ」と問ふ。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)