“和闐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
コータン75.0%
ホータン25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然も此等は多く唐代のもので、何れも和闐コータンの東北約百マイル許の Wandân-Uiliq 地方から發掘されたものである。
紙の歴史 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)
スタインの和闐コータン発堀の報告があった。前者はアッシリアの浮雕レリーフを撮影した全紙の玻璃版で、極めて緻密なる細部の雕刻までを鮮明に現わして殆んど実物を髣髴せしめた。
気がつくと、瑜伽ナル・ヨル秘密修験サン・ナクの大密画のある、うつくしい部屋にかされていた。黄色い絹の天蓋に、和闐ホータン絨緞じゅうたん。一見して、活仏げぶつの部屋であるのが分る。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)