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呵責
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かせき
ふりがな文庫
“
呵責
(
かせき
)” の例文
故障続出して、心痛常に絶ゆることなかりし、かかる
有様
(
ありさま
)
なれば残余の人夫に対しては、あるいは
呵責
(
かせき
)
し、あるいは
慰撫
(
いぶ
)
し、
随
(
したがっ
)
て勢い賃金を増すにあらざれば
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
われ、即ち
匇惶
(
そうこう
)
として
伴天連
(
ばてれん
)
の許に走り、「るしへる」が言を以てこれに語りたれど、無智の伴天連、
反
(
かえ
)
ってわれを信ぜず。宗門の内証に
背
(
そむ
)
くものとして、
呵責
(
かせき
)
を加うる事数日なり。
るしへる
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“呵責”の意味
《名詞》
呵責(かしゃく)
厳しく責めること。責め苛むこと。
(出典:Wiktionary)
呵
漢検1級
部首:⼝
8画
責
常用漢字
小5
部首:⾙
11画
“呵”で始まる語句
呵々
呵
呵成
呵々大笑
呵嘖
呵然
呵殿
呵呀
呵氣
呵梨勒果