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呉織
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くれはとり
ふりがな文庫
“
呉織
(
くれはとり
)” の例文
ああ
目覚
(
めざ
)
ましいと思う目に、ちらりと見たのみ、
呉織
(
くれはとり
)
文織
(
あやはとり
)
は、あたかも一枚の
白紙
(
しらかみ
)
に、
朦朧
(
もうろう
)
と
描
(
えが
)
いた
二個
(
ふたつ
)
のその姿を残して余白を真黄色に塗ったよう。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と云ふよりは
呉織
(
くれはとり
)
綾織
(
あやはとり
)
から川島甚兵衛に至るまで、上下二千年の織工史を通じて、如何なる地歩を占むべきものか、その辺の消息に至つては、
毫
(
がう
)
もわからぬと云ふ外はない。
竜村平蔵氏の芸術
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“呉織”の解説
呉織(呉服、くれはとり)は、古代日本の女性渡来人(帰化人)の職工(綾織技術者)、あるいはその織工の名。また、彼女たちがもたらした技術で織られた綾模様のある絹織物を指す。
(出典:Wikipedia)
呉
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
織
常用漢字
小5
部首:⽷
18画
“呉”で始まる語句
呉
呉々
呉服屋
呉絽
呉竹
呉服店
呉服
呉淞
呉春
呉懿